今朝の中日新聞に「ライカ1億5000万円で落札」の記事があった。 
落札されたカメラは1923年製の試作機ということだが、このカメラは世界で始めて小型化されたものである。

カメラの高額落札といえば、昨年のダゲレオタイプが思い出される。
これは、写真を実用化したことで知られるものだが、これ以来のカメラは大きくスタジオ向きのものだった。

そこで、ドイツの技術者、オスカー・バルナックは映画用のフィルムを使ってカメラを小型化しようと考えた。
開発に着手したのは、1913年だったが、翌年、第一次世界大戦が勃発し、新しいカメラの開発は先送りされることになる。
1923年、開発に成功し翌年にかけて31台が製造された。

このカメラは現在のフィルムカメラの原型になったもので、現行機種と同じシャッター幕の隙間でシャッター速度を変えたり、一こまごとのフィルムカウンターなどの新技術が導入されている。
シャッター速度の変更にはちょっとコツが要ったり、フィルム巻上げのたびにレンズキャップをするなどの不便はあるが、カメラの操作に慣れた人なら十分使うことが出来る。

このカメラによって写真はいっそう手軽なものになった。

実は、れんぞうもこんなカメラを持っています。

Comments are closed.

Post Navigation